まだまだ健在のタモリ 誕生会で「引退したい」発言の真意

公開日: 更新日:

「笑っていいとも!」終了後も、「ブラタモリ」ほか3本のレギュラー番組を抱えるタモリは今年72歳になる年男。昨年8月の誕生パーティーの席上で「オレもそろそろ引退したい。疲れた」という趣旨の発言をしたと報じられ、一時は「引退説」が広がった。しかし、年末にはそんな噂を吹き飛ばす健在ぶりをアピールした。

 まずは、解散を控えたSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」のビストロスマップの最終回のゲストとして出演。SMAPメンバーとのトークで名言を連発したばかりか、五芒星のクリスタルを各人に贈り、「さすがタモリ」と改めて評価を高めた。かと思えば、NHK紅白歌合戦マツコ・デラックスとともに出演し、一度もステージに上がらず舞台裏を歩き回るという不可解な演出で、昨年の紅白における最大の話題となった。

「“引退したい”との発言は、親しい仲間に囲まれて、酒の勢いもあり、口に出てしまった本心だと思います。ただし、タモリさんの場合、字義通りの引退を望んでいると捉えたら間違ってしまいます。昔から『仕事が遊び、遊びが仕事』と言ってきたタモリさんにとっては、遊べない仕事、遊びの延長線上にない仕事こそ“引退したい仕事”です。つまり“もう、やりたいことだけをしていたい”ということ。そう考えれば、発言後の行動も理解できる」(芸能リポーター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動