アルタ前で男女40人酒盛り 平山秀幸監督が語る映画と酒
最近、とことん飲んだのは去年10月に出版した「呑むか撮るか 平山秀幸 映画屋街道」(ワイズ出版)の打ち上げでした。あの時は5次会までハシゴしてお開きになったのが朝8時。途中、何度か居眠りをしながらだったけど、よく飲みました。さすがにフラフラになって帰宅して、4日間ほど二日酔いに苦しめられましたけど(笑い)。それでも、しばらくすると、懲りもしないで飲んでしまうのが、悲しい飲んべえの性ですね(笑い)。
■五臓六腑に染み渡ったネパール・ロケ後のビール
逆に、一切飲まなかったこともあるんです。去年3月公開の「エヴェレスト 神々の山嶺」。ネパールでロケをした時は3週間ほど禁酒でしたね。ロケ地は標高5200メートルほどの地点で、登山拠点の標高3400メートルの村・ナムチェバザールを出たら、一切、禁酒禁煙。高山病とか不慮の事故、トラブルが怖いからで、キャストもスタッフも厳守。首都・カトマンズを出発してから戻るまでずっと我慢しました。
それだけに無事、ロケが終わり、カトマンズに着いてから飲んだビールのうまいこと、うまいこと。五臓六腑にジーンと染み渡りました。