計画通りには進まず…高畑淳子「NHK」でTV復帰のウラ側

公開日: 更新日:

ベッキーのときもそうでしたが、民放各局はテレビ復帰となる番組が自局になることを避けたがります。世間の風当たりがどうか分からず、苦情が寄せられてスポンサーに迷惑をかけてしまう恐れがゼロではないからです。高畑さんも、そのあたりのことは重々承知のはず。だからこそNHKで、それも、おちゃらけていない番組で復帰することによって、お墨付きを得たいのでしょう。本業の女優の仕事はもちろん大事ですが、ここ数年の高畑さんのブレークは、テレビのバラエティーです。そこに戻るのが早道だと考えていると思います」

■家計は“火の車”

 女優としては、藤山直美とのコンビで菊田一夫演劇大賞も受賞した舞台「ええから加減」の再演がこの秋に決まっているし、2時間もののサスペンスドラマも主役はまだにしても、オファーはあるという。だが、高畑には背に腹は代えられない事情、カネの問題があるからテレビ復帰を急ぐのである。

「被害者への示談金、高畑が自ら降りたとされるCMの違約金、裕太がパーソナリティーに決まっていた『24時間テレビ』やドラマ、映画を再撮影する事態にしてしまった損害の賠償金の合計は億単位といわれている。都内の自宅を売却したりして、その返済にあてるようですけど、自宅が売却されたとしても、それだけで完済とはいかない。裕太は無職状態だし、是が非でもテレビ復帰して稼がなければ家計は火の車。舞台はお金にはなりませんから」(芸能ライター)

 その裕太は海外留学などの噂もあったが、現在は都内に完成した2億円豪邸に引きこもり、30歳になるお姉さんに面倒を見てもらっているという。子どもたちを守るためにお母さんは頑張る――。13日の復帰を前に高畑淳子は拳を握り直しているかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇