著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

独立3人にキムタク&中居も 元SMAPの急務は“脱アイドル”

公開日: 更新日:

 草なぎ剛(43)、稲垣吾郎(43)、香取慎吾(40)がジャニーズ事務所を退社。今後の3人に注目が集まっている。

「結婚」という気の早い報道もあるが、やはり気になるのは仕事――。

 当初、SMAPの実質的な育ての親、I女史との合流話が喧伝されていたが、「あからさまな合流はジャニーズを刺激する。また、仕事が後輩たちとバッティングしないことが優先される」というのが業界内の声。仕事はしばらく現状維持となり、当面は事務所に所属せずに仕事の窓口は弁護士が就くとみられている。

 期せずして3人が辞める8日。スポーツ紙には前日から公演が始まったジャニーズJr総勢82人の記事が大々的に報じられた。

 次代を背負う前途洋々の後輩と、今後が不透明な去り行く先輩の対比のようにも見えたが、それはジャニーズの歴史が如実に物語っている。改めて言うまでもなく、ジャニーズを退社したアイドルで今も一線で活躍している人は少ない。司会業の薬丸裕英と俳優の本木雅弘ぐらいしかいない。アイドルからの脱却がいかに難しいかである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出