めちゃイケ女優の明暗 雛形あきこに“2時間ドラマ女王”の目
とはいえ雛形だって、めちゃイケがスタートした1996年ごろから、グラドルから女優へシフト。もうベテランといえるキャリアで、主役は張れないまでも、2時間ドラマなどの脇役をコンスタントにこなしている。
「2人とも40歳で子供もいます。表情豊かな鈴木には『キセキの葉書』で演じた母親役にもリアリティーがありましたが、雛形にはまだそれが感じられない」と、芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。
「雛形は“お人形さん”みたいな美しさが残っているせいで、年齢と役柄がチグハグというか、役柄の幅を狭めています。かつてトレンディードラマで美人枠だった松下由樹(49)も年齢を重ね、容色が衰えたことで逆に人間味が出て、役者としての幅も広がった。2時間ドラマの女王? 雛形もグラビア時代の“残り香”が抜ければ、主役を張れる女優に化ける可能性はあると思います」
女優の「40歳」はある意味、正念場か。