撮影現場はセクハラの温床 “アラーキー告発騒動”の根深さ
「荒木さん あなたにとって女性とは一体何ですか?」――。
モデルで女優の水原希子(27)がネット上でこう訴え波紋が広がっている。水原が呼び掛けたのは、写真家のアラーキーこと荒木経惟氏(77)。
ダンサーで、荒木氏に「ミューズ」と呼ばれ2001年から16年までモデルを務めたKaoRiさんが荒木氏から撮影の同意書もなくヌードを強要され、写真を無断使用された揚げ句、荒木氏を名誉毀損で訴えるといった行動はしないという趣旨の同意書に脅迫されるような形でサインさせられたとネットで明らかにしたことに水原は声を寄せて、こう続けた。
「長い間どれ程苦しかったか、想像するだけでも心が痛みます。勇気をもってこの話をシェアして下さった事に感謝します。この業界にいる若いモデル そして女性、男性にもこの記事を読んでほしい。モデルは物じゃない。女性は性の道具ではない」
そして荒木氏に対しては「何故、長期に渡ってあなたのミューズであったかおりさんを精神的に追い込む必要があったのか。精神的に追い込んでいた事にさえも気づいてなかったのかもしれないけど。私も何度も撮影をして頂いた事もあったからこそ、シンプルに、残念極まりないです」――。