マキタスポーツらFA宣言…残る「たけし軍団」断末魔の叫び
ビートたけし(71)の独立で揺れる「オフィス北野」と残留タレントたちは生き残れるのか――。芸能界史上初めてというFA宣言が飛び出したり、マネジャー募集をはじめるなど軍団のサバイバル作戦が話題になっている。
プロ野球のトップ選手ではお馴染みのFA宣言に踏み切ったのは、ピン芸人のマキタスポーツ(48)、プチ鹿島(47)、お笑いコンビ「米粒写経」の居島一平(43)、サンキュータツオ(41)。移籍、独立、残留と、あらゆる可能性を視野に入れつつ、他事務所からのオファーを待つとしている。深夜放送のTBSラジオ「東京ポッド許可局」では、自分たちの思いをリスナーにぶつけていた。
だが、たけしの弟子とはいえ、世間一般にはあまり知名度が高いとはいえない芸人に手を差し伸べる芸能プロはあるのだろうか。スポーツ紙芸能デスクはこう言う。
「マキタスポーツは売れっ子ですよ。多芸で、音楽研究家や俳優としても活躍している。オフィス北野は新体制への移行中ですが、現在のところ約60人のタレントに対し、マネジャーは4人。タレント15人でマネジャー1人という計算のうえ、給料が高いと軍団から批判されるなど、軍団に対して仲間意識どころか恨んでいる節もある。まあ逆恨みですが、タレントとマネジャーは一蓮托生。そんな環境で今後の仕事がスムーズにいくとは思えない。仕事の交渉や連絡も自前ではきついだけに、比較的仕事の多いマキタスポーツたちの行動は理解できます。少しでも良い環境で仕事を続けたいとの思いから“FA宣言”という行動に出たのだと思います」