「嵐」も失速感…避けられぬ経年劣化でジャニ帝国決壊寸前
「これから4人で力を合わせて頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします」――。
山口達也(46)の契約解除でメンバーが1人減り、存続を危ぶむ声もあるTOKIOが再スタートを切った。フジテレビ系「TOKIOカケル」の収録では、リーダーの城島茂(47)がそう挨拶し、スタッフに頭をさげていたという。
スポーツ紙は「4人のTOKIO」が世間に受け入れられるか、平坦ではない道が待つと報じていたが、どうなのか。長くジャニーズを取材する担当記者はこう言う。
「アイドルグループとして、結成20周年を超えてやっているというのがそもそも無理なんです。TOKIOは2014年に20周年ライブを大々的にやって以降、ライブ活動を休止しているのが、なによりの証拠。山口の不祥事より前から失速していました。SMAPもあの独立騒動で結局分裂し、28年の活動に終止符が打たれましたけど、国民的グループと呼ばれたSMAPでも20周年を過ぎたあたりでパワーダウンしていた。独立騒動のドタバタ劇は背景にこの経年劣化があったようにみえます。TOKIOも同じようなサイクルを辿り、そして今、ジャニーズの看板である嵐が来年の20周年を前に失速感が出始めている。20周年の節目あたりで、中居正広の司会のように、グループとは違う食いぶちを見つけなければ結果的にしぼんでしまうのが目に見えている。メンバーも事務所も心配でしょう」