「旦那さまの次に好き」 酒豪LiLiCoが語る“モエ党”への道
■スダチを搾った日本酒の熱燗も
モエ以外のお酒を飲むようになったのは10年ほど前からでしょうか。日本酒は最初あの独特な香りが私的にはNGだったんです。ところが、高知の「司牡丹」を熱燗にしてスダチをキュッと搾って飲むことを知ってからよく口にするようになり、シャンパンのような発泡系の冷酒「すず音」が発売されてからは、ますます好きになりました。
もちろんテレビ番組の取材でワイナリーやウイスキー蒸留所へ行くたびに、おいしい銘柄と出合えた影響は大きいと思います。どこへ行っても職人さんって皆が皆、わが子を育てるように大事に大事に造ってらしてるんですもの。おいしくないはずがありません。
20代の貧乏していた歌手時代は、応援してくださった方々によくごちそうしてもらいました。今は私が、なかなか芽が出ない若手の俳優や女優さんにごちそうする番。お酒を通じて若い才能を育てていくのも年長者の務めだと思っています。