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井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

トランプと金正恩が不可逆的な出会いをしたのは事実だ

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 トランプが「ありがとう金委員長。君はとても才能がある」と言ったと思えば、「人を殺したい願望が昔からあった。誰でもよかった」と新幹線事件の若い殺人鬼が言い放つ。米朝の首脳たちの心の中はともかく、新幹線殺人犯の小島一朗という22歳のあの生き物こそは許されない。護送される時のメガネ面に何の人の心も見えなかった。心がゼロの顔だ。どこまで狂えば、あんなおぞましいことを平然と起こせるのだ。どんな家族の元で育てばあんな顔になるのだ。誰が極刑を望もうともむなしいばかりだ。同じ車内に居合わせ、女性客の身を命懸けでかばおうとして命を落とした被害者男性のご冥福を、ここで改めてお祈りする。

 日本ではおぞましいことが立て続けに起きた。静岡県の山中で若い独身の看護師女性が遺体で見つかった事件も極刑を言い渡してほしくなる無惨さだ。その蛮行容疑で捕まった20代と40代の2人の鬼畜どもはあのネットの「闇サイト」で知り合ったばかりだった。10年前に名古屋市内で31歳の女性が連れ去られて強殺された事件も「闇サイト」からだった。いまだに、元から心など存在しないケダモノが生息してやがる。何が「ダークウェブを通じて知り合った」だ、何が「バレるのも時間の問題と思って出頭した」だ。おまえらは間違いなく地獄に落ちるだろう。インターネットがある限り、起こってきた犯罪だ。忌まわしい携帯ネットめ。

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