SKE48福士出場で注目も…「THE W」しらけムード漂う舞台裏
昨年は、ゆりやんレトリィバァが優勝した女芸人№1決定戦「THE W」。今年は先日2回戦が終わり、準決勝進出者が発表された。
その中で注目を集めているのがSKE48の福士奈央だ。普段はアイドルの彼女がピン芸人として舞台に立ち、見事に準決勝に駒を進めてみせたのだ。
「ここまで来たら、本気で優勝を狙います」と意気込む福士だが、実は現場はしらけきったムードが漂ったという。ある構成作家がこう語る。
「M―1並みの盛り上がりを目指した昨年ですが、世間の注目度は低い。一番のニュースが昨年、山田邦子さんが出場を辞退した1回戦が始まるということくらい。今年は失敗できない主催者側は話題づくりとして、よほど内容が酷くないかぎり、出場アイドルから1組は準決勝まで進めようということを最初から決めていたそうです。もちろん一生懸命稽古してきた福士さんに罪はありませんが、2回戦の会場もアイドルファンで埋まり、福士さんの出番が終わると一気にガラガラ。あとの出番の芸人は静まり返ったほぼ無観客の舞台で芸をさせられていました。採点はあくまで審査員の評価であり、客入りとお笑いは無関係ですが、あまりにも不公平でしたね」
興行である以上、ある程度の“ストーリー”も必要かもしれないが、これではアイドルにも芸人にも失礼な大会だと言わざるを得ないのではないだろうか。