キンコン梶原が芸人引退宣言…YouTuberで食っていけるのか
お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太(38)が10月1日から、「カジサック」としてユーチューバーデビューした。2019年末までにチャンネル登録者数が100万人に満たなかった場合、「芸人を引退する」とまで宣言した。
そもそも梶原がユーチューバーになった理由は、新しいことにチャレンジしたいと思っていた時に、イベントで人気ユーチューバーの「水溜りボンド」と「Fischers―フィッシャーズ―」の人気を目の当たりにしたからだという。
果たして梶原は人気ユーチューバーになれるのか。3週間近く経った現在、梶原のチャンネル登録者数は約17・7万人で、視聴回数は690万回程度。開設から1カ月未満で登録者数100万人を突破した女優の本田翼の例もあるが、1年間投稿を続けている「元SMAP」草彅剛の登録者数は83万人、「クリエイターズ・ファイル」が好評のお笑い芸人「ロバート」の秋山竜次ですら40万人だ。果たして“ノルマ達成”は可能なのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。
「現在の登録者数では厳しいでしょう。一般的に、10万人を超えるとメジャーレベル、30万~50万人で有名レベル、100万人でトップレベルといわれています。梶原氏は開始から3日間が勝負でした。大量に投稿してインパクトを残さないといけなかった。ユーチューブは企画がやり尽くされた感があるので、新しい切り口、編集でオリジナル感を出さないと視聴者に飽きられます」