「太陽の塔」の次はどんなマヌケな遺産シンボルが残るのか
「調和」というテキトーお題目のおかげで何が取り返しのつかないことになり果てているのか? 調和のない“格差と差別”“自分ファースト”、異教への不寛容と敵意、世界中で後を絶たない「あおり運転」が調和か。自動車メーカーの技術のごまかしが進歩か。政治家は退化するばかり。最低なことばっかりだ。
あの「マヌケの太陽」をおっ立てたままにしてきた大阪がここにきて、その内部を復元させて一般公開し、大阪万博の開催誘致に税金を使い出している。55年間、大企業も何の反省をしてきたか知らないが、「夢よ再び」と大阪とアベ政府はその気になってあおっている。大阪の臨海部の人工島を、「夢洲」と名付けて会場にするとか。東京には、ゴミの島と呼ばれる処分場だった「夢の島」があるが、大阪もそこにまた、文明のゴミを捨てに行くんだ。次はどんなマヌケな遺産シンボルが残るのか、見ものだわ。