知事選固辞の辰巳琢郎が二の足踏んだ石田純一の“二の舞い”
俳優の辰巳琢郎(60)が自民党の要請した大阪府知事選への立候補を固辞し、話題だ。
「ネット上では石田純一を引き合いに議論が活発です。石田は舛添前東京都知事の辞職による前回の都知事選に『野党統一候補なら』と一度手を挙げながら、すぐに取り下げた。この出馬騒動によってテレビやCMなどの仕事に影響し、多額の損害賠償を被った。辰巳は二の舞いにならずに済んだというわけです」(スポーツ紙芸能デスク)
辰巳はフェイスブックでこんな心境をつづった。「オファーがあれば誠意を持ってお話を伺うのが、これまで通りの僕のポリシー。正面から向き合いました。そして数日間悩み、友人知人に相談し、家族とも話し合って出した結論です」。そして「スポンサー各社への責任もきちんと果たさなければなりません。政治は、政治に向いた方がやるべきだと改めて思います」などと続けた。
立候補したとしても、当然ながら落選の可能性はある。当選しても、政治経験はゼロ。無党派層にも支持を得られやすい知名度もあると自民から持ち上げられても、首を縦に振らなかった辰巳。今月8日に出馬要請を受けて10日に断るまで熟考したことについて「断るなら即座に断れ」などと、批判する声も一部で報じられた。芸能界からの政界転身は珍しいことではなく、今も三原じゅん子や今井絵理子が自民党の参院議員として活動している。さて、辰巳の判断はどうだったのか。某芸能プロ幹部はこう言う。