知事選固辞の辰巳琢郎が二の足踏んだ石田純一の“二の舞い”
「どんな言葉を弄しようと、出馬要請する政党からは党公認の看板をつけてやるのだからありがたく思えという、高飛車なところが見え隠れする。それを受けて選挙に出ても、党が全面的にバックアップしてくれるわけじゃない。選挙となると千万単位でカネがかかる。そうした資金も自前なら、出馬となると今度は党員を集めろとかいろんなノルマを課され、それらをクリアしないとポストは与えないとか、そういう枷が次々と分かってくる。ファンや支援者を集めやすい有名人ならまだしも、辰巳さんのような男性のインテリ系タレントだと、当選できたとしても日の目は見ない、そう判断したのかもしれません」
要するに政界は芸能界を甘く見ていて、タレント候補などせいぜいが客寄せパンダ程度。更には「神輿は軽くてパーがいい」といった政界用語まで見越した上で辰巳は固辞したのではないかというのだ。大いに舞い上がった揚げ句、地べたに落ちた石田とは大違いだ。