内田裕也さん死去…妻・樹木希林さんの死からわずか半年で
妻で女優の樹木希林さん(享年75)が亡くなってわずか半年。日本のロックンローラーの草分け的存在で、映画俳優としても活躍した内田裕也(本名・内田雄也)さんが17日、東京都内の病院で肺炎のため、希林さんの後を追うように死去した。79歳だった。
兵庫県西宮市出身。エルビス・プレスリーに憧れて高校を中退し、1959年に日劇ウエスタンカーニバルで本格デビュー。以降、内田裕也とザ・フラワーズのボーカリスト、フラワー・トラベリン・バンドのプロデュース活動などを経て、70年代後半からは俳優としても活躍し、映画出演や監督なども手掛けた。「ロケンロール」「シェキナベイベー」などの口グセで世代を超えて親しまれた。
晩年は病気とけがに悩まされ、17年11月に脱水症状で倒れてから車椅子生活を余儀なくされていた。