どこへ行く木村佳乃 正統派美人女優“芸人殺し”暴走のワケ
「すごく楽しんでやっている様子が伝わってきて、大成功しているんじゃないでしょうか。役者さんですから普段は、例えば時代劇での難しいセリフ回しや所作などをこなしています。お笑いはまた違った難しさがありますが、木村さんは素のキャラクターもあるようですが、求められるものを瞬時に判断してやってみせる器用さがあります」
しかし、やはり心配なのは“女優としてのイメージ”。それについては……。
「あっちこっちでやらないというのがキモで、うまい戦略だと思います。あくまで軸足は女優に置いておいて、“お笑いキャラ”を見せるのはこの番組だけ。ある意味、女優として“こういうこともできますよ”というカタログ的なプラスの効果も生み出していると思います」(城下尊之氏)
シリアスな演技から、芸人殺しの大暴走まで縦横無尽。娘さんは手を叩いて喜んでいるかもしれないが、夫の東山の胸中は複雑だろう。