駿河太郎「べしゃり暮らし」好演 “鶴瓶の息子”返上する日
劇団ひとり(42)の初の連ドラ演出で話題になっている「べしゃり暮らし」(テレビ朝日系土曜夜11時15分)。原作は同名のコミックで、間宮祥太朗(26)と渡辺大知(29)が演じる高校生漫才コンビの奮闘と成長を描いているが、「なかなかいい味を出している」と業界内で評判なのが、駿河太郎(41)だ。人気漫才コンビの「ボケ」の方を演じている。
「笑福亭鶴瓶(67)の息子ですから、芸人の世界には通じているでしょうが、それにしても達者な演技です。主演の間宮の才能に期待しつつ、厳しく接する場面がたびたび出てくるのですが、演出の劇団ひとりから『怖すぎます』と言われたというほど、堂に入っています。駿河のひと癖ある芸人っぷりがドラマ全体の雰囲気を引き締めているし、駿河にも合っている」(テレビ誌ライター)
駿河はもともとミュージシャンで、2003年に「taro」名義でメジャーデビューしたものの、さっぱり売れずにバイト生活だった。30歳の時に「東映映画大学」のオーデションに合格し、俳優に転向。
「父親の鶴瓶とは、13年にドラマ『半沢直樹』(TBS系)で、11年と14年に『ヤマキ』のCMで共演しています。これまではどうしても“鶴瓶の息子”という印象が拭えませんでしたが、最近、役者の顔になってきた感じです」(ドラマ制作会社関係者)