カラテカ入江「清掃会社設立」ウラに隠れたしたたかな計算
3社ともに直接、入江に取材したはずなのだが、どうしてこうも違ってくるのか?
「ここにも入江のしたたかな戦略が見えてきます。おそらく本音では、イリエコネクションを再開したいのでしょう。しかし、闇営業の発端となった会社をこのタイミングで再開すると、世論の批判が集まる可能性が高い。だからといって、そこに触れないわけにはいかないので、あらゆる反応を想定して、微妙に発言のニュアンスを変えたのかもしれません」(弘世一紀氏)
お笑い芸人としてはパッとしなかった入江は、ひいき目に見ても一流とは言い難かったが、コミュ力や空気を読む力はバツグン。「清掃会社を設立すれば、間違いなく成功する」と断言するビジネス関係者は少なくない。
「清掃会社を設立すれば、アルバイトとして売れない吉本芸人を雇うこともできます。つまり、働き手はいくらでもいるわけです。吉本に対するみそぎにもなりますし、うまくいけば関係を改善することもできます。そこからいろんな会社との関係を広げていき、本業であるイリエコネクションの営業につなげていくことも可能です。闇営業でついたダークなイメージをクリーンにするにはもってこいです。入江くんのことだから、そこまで考えての決断だと思います」(吉本興業関係者)