52歳でグランプリ! 美魔女が自らの更年期障害を語る意味
「理解してもらいにくいから、我慢するしかない……更年期世代の女性からはそういった声が多く聞かれます。なぜか『更年期は恥ずかしいもの』という認識が自分にも周囲にもあるため、余計に『更年期でつらいんです』とは言い出しにくい。ですから、美しさと若さをセールスポイントとする坂村さんのような方が、積極的に更年期について話されるのは大賛成です」
坂村さんは過去10年を振り返り、「更年期障害になったのも、かなりつらい経験でしたね」などと話していたが、前出の日々晴雨氏によると、“更年期症状”と“更年期障害”は異なるもの。その違いは「日常生活に支障が出るかどうか」だそうだ。
たとえば、寝込んでしまって家事ができない、仕事ができないなど、自分だけではなく、家族や会社など周囲の人にも影響を与えるほどの重い症状がある場合には、「更年期障害」と診断されるという。
「更年期世代の多くの女性を悩ませるのは、『とにかくやる気が出ない』という症状。どう自分を鼓舞しても、思うように動くことができないんです。坂村さんが、そんなつらい時期を乗り越えてあの“美ボディー”を作り上げたのは、素晴らしいことだと思います」(前出の日々晴雨氏)