滝クリは第1子を アラフォー&バリキャリ女性の本音と建前
昨年8月、小泉進次郎環境相とフリーアナウンサー滝川クリステルが結婚した。今月17日に第1子が生まれ、2週間の育児休暇取得を宣言し話題となっている。
結婚相談所には滝川さんと同じアラフォー女性は多いのですが、なかなか苦労する年齢と言えます。この年代の女性は経済的に自立しているいわゆるバリキャリも多く、男性の方が敬遠してしまう傾向も見られます。本音では小泉さんのような前後5歳程度の同世代の男性が理想でも、分母を拡大させるために、なるべく希望条件を広げる時期でもあります。これが本音の希望条件とのギャップを生み、婚活が難航してしまうことも。
当相談所(PA)の39歳女性のケースをお話しします。外国の有名大学を出て、フリーランスで男性の平均年収以上に稼ぎ、休日はお稽古ごとを優先、男性にも臆せず発言するタイプの彼女、当初の希望条件は「55歳まで」「年収よりも人柄重視」「高めあえる男性」と控えめながらもどこかチグハグなのが気にかかっていました。
「50代は思っているより、年上に感じますよ」と同世代や少し上をすすめましたが、「会ってみないとわからない」と持論を展開し聞き入れませんでした。年が近い男性だとどうしても、彼女の経歴に関する話題になり、うんざりしていたこともあり、理想は持ちながら、結婚できるならだれでもいいと口では言っていたのです。とはいえ彼女のリクエストの傾向をみると高年収、学歴はMARCH以上、眼鏡をかけている人が真面目そうでいいなどえり好みをしていたので、お見合いもなかなか進みません。