世界が称賛!松たか子「アナ雪」生歌を日本でも待望する声
松の着物には、「高麗屋」の家紋である「四花菱」があしらわれていたことから、〈高麗屋!〉と、歌舞伎の掛け声を真似たコメントもみられる。
芸能ライターのエリザベス松本氏が言う。
「歌唱時にはキラキラときらめく淡いカラーのロングドレスを着用した松さん。各国のエルサがワンフレーズずつ歌うリレー形式で、松さんは2コーラス目の最初のパートを歌唱。『どうして、呼び続けてるの』と日本語で歌いました。『アナ雪』前作の主題歌『Let It Go』をテレビで聞くことはできませんでしたから、『ついに!』という思いが多くの日本人にあったでしょうし、海外での評価も高い」
確かに「Let It Go」は社会現象と言えるほどの大ヒット曲となったものの、当時テレビで歌ったのはもっぱらMay J.(31)で、松がテレビで歌うことはなかった。
「そのせいか、当時はネット上に〈映画の歌声は機械で調整していて、ホントは下手なんじゃ?〉〈実際は歌えないのかも〉など、松の歌唱力を疑う声もあふれました。ですが、彼女の歌の上手さは音楽関係者なら誰もが知るところ。ピッチがいいし、声量も大したもの。何より表現力が豊かで、人々の心に刺さります」(音楽業界関係者)