4人目の感染…報ステ“クラスター発生”で問われる報道姿勢
「テレビ朝日は、世間から管理責任を問われ非難されることを恐れている。他のメディアからの問い合わせに対しても、『クラスターではない』と逃げを打っていた。富川の感染自体はいまや自然の成り行きとしても、自社に不利が生じないように巧妙に伝え、臭いものにフタをしたいという意図が見え隠れしています」(全国紙社会部記者)
テレビ朝日は17日から3日間、本社ビルを全館封鎖して消毒作業を開始するなどコロナ対策を講じているが、もし感染者が富川アナではなく他局の看板アナウンサーならば、テレ朝は大袈裟なくらい報じていたはずだ。コロナ危機に警鐘を鳴らすとすれば、「報ステ」自らが率先して感染の経緯を詳細に報じたほうが視聴者は納得できるはず。
メディアの信頼性が問われる有事において、情報公開とは真逆の対応は視聴者に見透かされている。