元いいとも青年隊リーダー小俣順一さん 現在は青年実業家

公開日: 更新日:

 かつてお昼のモンスター番組だった「笑っていいとも!」(フジテレビ系)。オープニングを飾る「いいとも青年隊」は各コーナーのアシスタントを務め、注目度は抜群だった。本日登場の小俣順一さん(40)は11代目リーダーとして、2000年4月から03年3月まで活躍した。さて、今、どうしているのか?

  ◇  ◇  ◇

「『笑っていいとも!』に出演できて一番良かったのは、タモリさんが目をかけて下さり、ご自宅で食事をごちそうになったり泊めていただいたことですね」

 横浜市南区、横浜市営地下鉄・吉野町駅そばの建設会社「小俣組」の応接室。小俣さんは、笑みを浮かべながら「笑っていいとも!」出演時を振り返った。

 実は小俣さん、資本金1億円、売上高151億9422万円(19年7月実績)の同社副社長なのだ。

「銘柄は忘れましたが、当時、タモリさんはとてもクセのある芋焼酎のお湯割りがお好きで、ホームシアターで交響楽団のDVDを鑑賞しながらチビチビ飲んでらっしゃいました。僕も同席させてもらったものの、あまり興味がないもんだから、申し訳ないと思いつつ8割方寝てましたけどね。アハハハ」

「笑っていいとも!」出演時は田辺エージェンシー所属。さぞかし、ギャラは良かったのでは?

「いえいえ、月給制で毎月30万円でした。月曜から金曜のレギュラーだけでなく、ダンスや町おこしイベント、テレビドラマ、CMの出演……。かなり忙しかったんですけどね。まあ、過ぎたことですから(笑い)」

 スレンダーだった体格は、写真の通りの恰幅の良さ。「現在の体重は企業秘密」だそうだが、短く刈り揃えたヘアスタイルに高級スーツを着こなした姿は、青年実業家そのものだ。

「弊社は、都内大森に1922年に創業。1944年に現在地に移転し、今年で98年目になります。現在は土木・建築業、不動産、そして介護事業が3本柱。土木・建築部門は公共事業の売り上げが多く、景気の波に左右されないのが特徴です。それは関東大震災や終戦後の復興に弊社が尽力した歴史があるからなんですよ」

 2年後の創業100周年をめどに、4代目社長に就任予定だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇