「淡路島にゴジラ出現」自然と調和した一大リゾートだった
東宝特撮もので育った私はゴジラをこよなく愛している。好きが高じて実際にゴジラ映画にも出演した。「ゴジラ対メカゴジラ」でゴジラが初登場するシーンで「ゴ、ゴジラ!」と叫ぶ役をいただいたのが自慢だ。
そんな私が見かけたのが「ゴジラ迎撃作戦~国立ゴジラ淡路島研究センター」という文字。何? 淡路って淡路島? 淡路島にゴジラが行った映画はなかったはず。しかも実物大のゴジラの頭部の写真が。それも最新のシン・ゴジラだ。どうやら何かゴジラに関するアドベンチャーが淡路島にできたらしい。これは体験せねばと早速出かけた。ありました。まさに実物大のゴジラ頭部が。いやあ、こんなものにお目にかかれるとは子供時代の自分に教えてやりたかった。設定はこうだ。淡路島には昔からゴジラがいて(これが絵巻物にもなっている設定で、その絵柄のタオルを後でショップで買えるといううまい仕組み)、そのゴジラが復活、落とし穴に落として凍結させたという設定も憎い。このゴジラの口の中にジップラインに乗って100メートル滑空するというのがメインなのだ。
その前のミュージアムも充実していて、レア物の東宝特撮小道具類などマニア垂ぜんの一品揃いだ。