「絶メシロード」復活 濱津隆之が語るコロナの乗り越え方
コロナで仕事激減
――コロナで、人と会う機会も減った一年でした。
「4月、5月は、予定されていた仕事が全部なくなってしまったりして、『この先どうなるんだろう……』って一度はすごく落ちましたね。もともと、いろんなことを考えすぎてしまうところがあるので。でも、『あんまり先のことを考えすぎてもしょうがないかなぁ』というところにたどり着けて、なんとか気持ちが維持できて。吹っ切れたところがありました」
――内向的なサラリーマンの役柄が似合いますね。
「もう、本当に内向です(笑い)。主人公の須田民生は確かに自分に近いですね。自分も昔から、あんまりガツガツいかないタイプなんです。車内泊やソロキャンプがはやっていますが、そういう人は合いそうですね」
――最後にドラマのファンの方に一言。
「今年一年、みなさん、本当にお疲れさまでした。サラリーマンの方には共感していただけるシーンも多いと思うので、お正月だけど、なかなか外出できない中、夜中にのんびり見ていただけるといいかなあと。基本、車内泊でどこかに行って食べて帰るだけのドラマなんですけど、『また来年も何とかなるか~』みたいな気持ちになっていただけたらうれしいですね」
(聞き手=平川隆一/日刊ゲンダイ)