桜庭ななみがオトナの女優に!“おてんば美少女”からの変遷
桜庭ななみ(28歳)
桜庭ななみは2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の妹役、19年のNHK朝ドラ「スカーレット」では戸田恵梨香が演じたヒロインの妹役を好演。その後も昨年夏にドラマ「13」(東海テレビ・フジ系)で主演するなど、20代後半になって充実期を迎えている女優だ。現在はドラマ「ドリームチーム」(NHK)にメインキャストで出演している。
1992年10月17日生まれ、鹿児島県出身の彼女は、「しっかり者」の役がよく似合う。NHKのドラマでの活躍が目立つのも、優等生っぽさが安心感を与えるからだろう。県民性に関する諸資料を見ると「しっかり者」は鹿児島県出身女性の特徴でもあるようだ。
桜庭が地元でスカウトされて芸能界に入ったのは、07年の夏。09年にはアニメ映画「サマーウォーズ」のヒロインの声優に抜擢。その頃、ソフトバンク「白戸家」シリーズのCMに上戸彩のいとこ役で出演していたことを覚えている人は意外と少ないかもしれない。
10年には名作ドラマ「北の国から」の演出で知られる杉田成道監督による映画「最後の忠臣蔵」のヒロインを演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。