音楽、映画、ドラマに続き韓国で“ウェブ漫画”市場も急成長
韓国で支持されたウェブトゥーンは映画化、ドラマ化されることも珍しくない。Netflixで配信されている「梨泰院クラス」もウェブトゥーンが原作だ。
ハッキリ言って、作品によっては絵が下手なものもある。例えば韓国映画になった「神と共に」は日本の漫画家によってリメークされた。これについて韓国の原作者は「自分の絵が下手すぎるためだ」とテレビ番組で認めている。
だが、韓国人によれば「韓国のウェブトゥーンの最大の強みは画力より“読ませるストーリー性”」だという。
「絵も大事だけれど、毎週一定の分量をアップロードするので、読者に『早く次回分を読みたい!』と思わせるのがポイント。そうしたストーリー展開の上手な作品が次々とヒットしています」
ウェブトゥーン原作の作品を見る限り、ストーリーは申し分ない。課題となっている画力がレベルアップしたら、日本漫画にとっては脅威になるだろう。
韓国の輸出コンテンツはどれもこれもこの20年で急成長を遂げている。漫画も例外ではない。気づけば韓国映画やドラマ、K―POPに続き、漫画までもが韓国に追い抜かれていた。そんなこともあり得るのだ。