著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

音楽、映画、ドラマに続き韓国で“ウェブ漫画”市場も急成長

公開日: 更新日:

 韓国で支持されたウェブトゥーンは映画化、ドラマ化されることも珍しくない。Netflixで配信されている「梨泰院クラス」もウェブトゥーンが原作だ。

 ハッキリ言って、作品によっては絵が下手なものもある。例えば韓国映画になった「神と共に」は日本の漫画家によってリメークされた。これについて韓国の原作者は「自分の絵が下手すぎるためだ」とテレビ番組で認めている。

 だが、韓国人によれば「韓国のウェブトゥーンの最大の強みは画力より“読ませるストーリー性”」だという。

「絵も大事だけれど、毎週一定の分量をアップロードするので、読者に『早く次回分を読みたい!』と思わせるのがポイント。そうしたストーリー展開の上手な作品が次々とヒットしています」

 ウェブトゥーン原作の作品を見る限り、ストーリーは申し分ない。課題となっている画力がレベルアップしたら、日本漫画にとっては脅威になるだろう。

 韓国の輸出コンテンツはどれもこれもこの20年で急成長を遂げている。漫画も例外ではない。気づけば韓国映画やドラマ、K―POPに続き、漫画までもが韓国に追い抜かれていた。そんなこともあり得るのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議