五輪連覇狙う韓国スター選手が「セクハラ事件」で中国人に
韓国では東京五輪での活躍が期待された女子バレーボールの双子姉妹が、中学時代のいじめを理由に代表チームから追放され大騒動になった。今回も有名選手の「イジメ」関連ニュースが飛び込んできた。
平昌五輪男子ショートトラック1500メートル金メダルのイム・ヒョジュン(25)が中国国籍を取得し帰化したという。
イムは五輪翌年、代表チームで後輩のズボンを人前で下ろすなどして訴えられ、韓国スケート連盟から1年の資格停止処分を受けた。一度は無罪になったものの、検察が上告して今も裁判は続いているため、代表選手として長期間活動できない状態だ。連覇を目指す来年の北京五輪に間に合わないとみて、中国人になったようだ。
五輪憲章では、世界選手権などに国の代表として参加したことがあり、かつ国籍を変更した者は、以前の国で最後に代表になってから少なくとも3年が経過していることが五輪に参加できる条件だ。3年という期間については例外規定もある。
イムが金メダルを手にした平昌五輪で韓国は、アイスホッケーやバイアスロンなどの代表に、19人もの外国人を「特別帰化」させ、国内でも賛否があった。