椿鬼奴さん夫妻との宅飲み あの人は鬼じゃない椿“愛”奴だ
皆さんいかがお過ごしでしょうか。真栄田です。
思わぬ時に、人の優しさに触れると泣きたくなることありませんか?
先日、椿鬼奴さん夫妻と相方で僕の家で飲みました。姉さんと、ご主人の大さんの話が本当に面白くて、お酒もすすんで楽しい時間を過ごしていました。
すると姉さんが、どんどん面白エピソードを話していた時に相方の内間に異変が。姉さんがまさにオチ! という瞬間に内間が急に目を閉じて歌い出したのです。「放課後の~校庭を~」と村下孝蔵さんの名曲をツアーファイナルぐらいの気迫で歌ったのです。
みなキョトンとして、「何か面白いことを思いついたのか?」と考えたのですが、内間は一向に面白いことをせず、ただ歌を歌い続けたのです。
次の日に内間に事情を聴くと、驚愕の犯行動機を口にしました。「ただ、みんなに僕のことを見て欲しかった」と。
幼い頃から親に締め付けられていた内間は、自分の感情を抑えて生きていました。それが芸人になり人の優しさに触れ、最近、少しずつ心を開いてきたのです。犯行の瞬間を振り返り内間は「姉さんの話が面白く、悔しくなり、どうにか皆の注意を僕に向けようと2番目に自信のある歌を歌いました。1番を外すと自分が壊れると思いました。姉さんなら受け止めてくれると。本当に申し訳ないことをしました」と。