竹野内豊「イチケイのカラス」“HEROっぽさ”こそ月9の狙い

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「竹野内さんと黒木さんのキャラ設定、上司役の小日向文世さんの立ち回り、音楽の使い方など、『HERO』を思い出した人は多いでしょうね。でもそれこそが“狙い”だと思いますよ」

 そう語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「初回放送を見て、翌日その視聴率を知って納得しました」と、こう続ける。

木村拓哉さんの『HERO』をまた見たいという人は多いでしょうが、そういう人たちもHEROの新作は難しいことは分かっている。でも木村さんと同年代の竹野内さんがHERO的なことをやってくれたなら、受け入れやすい。しかも、竹野内さんは型破りな裁判官を大人の柔らかさで見せてくれました。ある意味ベタで見やすい構成も、全盛期の月9を知る世代には心地よく映ったのではないでしょうか」

「HERO」キムタクが通販マニア、「イチケイ」竹野内がふるさと納税マニア。ミルクボーイの真似で「それHEROやないか」「HEROやないらしいねん」とネタにされそうなところが“確信犯的”なのかもしれない。

 12日放送の第2話は、幼児虐待で起訴された母親役で前田敦子(29)が登場する。

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