女優・川口春奈「コロナで当たり前の尊さに気付きました」
火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系火曜夜10時~)に出演中の川口春奈(26)。今、ドラマ、CM、ユーチューブとノリにノッている人気女優だ。
――今回はどんなドラマですか?
「私が演じる真柴くるみはインテリアショップの広報で、メークやファッションも頑張っていつも自分を着飾っている女性なんです。常に“他人にどう見られているか”を気にしていて、SNSで自分や会社のことを発信しているインフルエンサーです。反対に横浜流星さんが演じる藤野駿は、キッチンカーの店主で必要最低限のものしか持たないミニマリストなんです。全く正反対の2人が、4人でルームシェアをすることになって、お互いに影響を受けながら変わっていくという“うちキュンラブストーリー”です」
――横浜流星さんとは、3年ぶりの共演ですね。
「またご一緒できるのはうれしいですね。私は、結構人見知りなんですが、同じ『ニコラ』モデルを経験していたことなどもあって、流星さんに対してはリラックスできる部分があるんです。そんな2人の関係性がうまくお芝居にも影響すればいいなと思います」
――真柴を演じるにあたって心がけたことは?
「そうですね。いろんな人にいろんな表情を見せるので、そういうギャップは意識してますね」
――川口さんといえば、昨年は大河ドラマ「麒麟がくる」で帰蝶役を演じ、話題となりました。
「大河ドラマはやっぱり他の映画やドラマとは雰囲気も空気感も独特で、全く別物という感じでしたね。1年間長いようでいて、終わってみれば、あっという間でした」
――最初に出演すると聞いた時は、どうでした?
「最初は正直、不安しかなかったです。不安だし、時間もない中、覚えなきゃいけないこと、やらなきゃいけないことが一気に起こってきて。大河も時代劇も初めてでしたし。本当にたくさんの方にサポートしていただきましたが、それがなければできないことでした。私の中では、あの1年間は自分を成長させてくれた貴重な経験だと思うので、感謝しています」