菅田将暉がミスキャスト?「コントが始まる」低迷の元凶
「タイトルが視聴者を混乱させてしまったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
菅田将暉(28)主演の「コントが始まる」(日本テレビ系土曜夜10時)は期待度ナンバーワンのドラマともっぱらだったが、世帯視聴率は8%台から7%台と右肩下がりで、8日の第4回は7.1%と、さらに下げてしまった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「私もそうですが、売れないお笑いトリオの物語で『コントが始まる』と聞いて、放送前は勝手にコメディーだろうという先入観を持ってしまっていた。ところが実際には悩める若者の群像劇で、そうだと思って見れば十分楽しめる作品なのですが、コメディーを期待していた視聴者にすれば、〈ちっとも笑えない〉と離脱してしまったのかもしれませんね」(前出のテレビ誌ライター)
そもそも「コント」の脚本を手がけた金子茂樹氏は、2018年放送の連ドラ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」(日本テレビ系)や、19年放送の「俺の話は長い」(同)など「リズム感のある会話劇を得意とする脚本家です」と在京キー局関係者はこう続ける。