小林亜星さん88歳で死去 “金槌”で「ダイビングが夢」と
ビニールのマットみたいな浮具あるでしょ。足にフィン、シュノーケルもあって、これなら大丈夫だと思って、ハワイでぷかぷか浮いていたら、今度は真ん中から折れちゃってね。その時は浅い所で誰もおぼれているなんて思わない。こちらは九死に一生ですよ。
そんなことばっかりなのに、家でダイビングの映像なんかを見ていると、とても落ち着く。10年くらい前に建てた別荘も千倉の海辺にあって、海を眺めているんです。とにかく海が大好き。
僕、肺活量が少ないんだけど、ダイビングなら酸素ボンベがあるし、スクールで習えば何とかなるかな。それでマンタとかジンベエザメと一緒に泳ぐのが夢なんだ。30代の頃から思い続けています。そろそろ実現したいなぁ。
もうひとつ。いま一度、朝鮮戦争の頃のあの進駐軍の雰囲気の中でジャズバンドをやりたい。米軍の兵隊はCCコークっていって、カナディアンクラブのコークハイを飲みながら踊っていた。
踊る場所は階級によって分かれていて、下っ端の兵隊が集まるEMクラブが一番面白い。そこは黒人が多くて、本格的なジャズが弾けた。暴れ回れたんだ。