「24時間テレビ」画面に映らなかった“コロナ超厳戒体制”の内幕
日本テレビ系の夏の風物詩「24時間テレビ 愛は地球を救う」が21、22日に放送された。44回目を迎える今年は、昨年に続きメイン会場の東京・両国国技館は無観客。メインパーソナリティーはKing&Princeが務めた。
恒例のマラソンは「福島・楢葉町Jヴィレッジ」でリレー形式で行われた。第1走者の岸優太(25=King & Prince)からアンカーの城島茂(50=TOKIO)まで、10人の走者が10キロずつ計100キロを走り、お約束の「サライ」をバックにゴール。第2走者以降は、卓球の水谷隼、ラグビーの五郎丸歩、女子サッカーの丸山桂里奈、体操の田中理恵ら、トップアスリートたちがたすきをつないだ。
しかし、チャリティー番組といえども、緊急事態宣言下の開催を疑問視する声も起こっていただけに、現場は“超厳戒体制”でピリピリしていたという。日テレ関係者はこう明かす。
「局独自の分厚い“コロナ感染対策マニュアル”に沿って、出演者やスタッフは全員、事前のPCR検査に加え抗原検査を2日とも受けました。結果、番組中に感染者は出なかった。一人でも感染者が出たら、番組中止も辞さないと言われてただけに、とりあえずホッとしています」