「24時間テレビ」画面に映らなかった“コロナ超厳戒体制”の内幕
さらに、「関係各所からの弁当や食べ物などの差し入れはお断り」「日テレのお偉方が現場へ来ることは極力ナシ」「タレントの送迎車までの送り迎えも省略」「収録モノが流れる夜間にスタッフが休憩する際も別々に行動する」など、昨年にも増して厳しい対策が取られていたという。
「当初、番組のスタッフは800人ほどいましたが、段階的に減らされていき、最終的には450人ほどに絞られました。ギリギリの人数で回していたので現場は大変でした」(別の日テレ関係者)
■放送中の感染者はゼロ
確かに、技術面でのドタバタぶりは例年より目立った印象だ。オープニングではいきなり、両国国技館から司会の羽鳥慎一(50)に声をかけられたJヴィレッジにいる岸の音声が聞こえず。22日お昼ごろには、King & Princeが「僕らのGreat Journey」をスタジオで歌っている時に、メンバーの神宮寺勇太(23)がイヤーモニターを気にするそぶりを見せ、音響の不具合を疑われる事態も起こった。
「技術スタッフも人数が減らされていたので、それも関係していたかも知れません。またリレーでは通常、ランナーを正面から撮影するため専門の車両スタッフを使用しますが、制作スタッフ自らが軽トラを運転し、その荷台にカメラマンが乗って撮影したりして対応しました」(前出の日テレ関係者)