NY在住の大江千里「日本は安すぎる」発言の波紋…ラーメンの値段は日本の2倍
米ニューヨークに活動拠点を置き、ジャズミュージシャンとして活躍している、大江千里(60)の“日本は安すぎる”発言が波紋を呼んでいる。大江が「週刊ダイヤモンド」(8月28日号)のインタビューに答えたもので、日本とアメリカを行き来するたびに、日本の物価の安さを心配していると語っているのだ。
<ワンコインランチって常軌を逸していると思います。500円のお弁当の背後には、おかずをせっせと詰めている人がいるわけです。その人たちはちゃんとした時給をもらえているんだろうか。心配になります。日本の物価の安さの裏側にあるのは、やっぱり賃金の問題じゃないでしょうか>
大江の話では、ニューヨークでも人気のラーメンは、1杯20ドル(2200円、1ドル=110円)以上、替え玉やトッピングをして、ビールを飲むと50ドル(5500円)はするという。実際、ニューヨークに3店舗展開している日本のラーメンチェーン「一蘭」の場合、日本で890~980円(店舗によって異なる)の天然とんこつラーメンが18.9ドル(2079円)と、日本の2倍程度。替え玉(3.9ドル=429円)を1回すると、1食あたり2500円ほどかかる。