深津絵里にバトンタッチも好調だが…「カムカムエヴリバディ」視聴率10%台の“宿命”
「17%台としっかり視聴率もキープして、大したものですよ」(ドラマ制作会社関係者)
上白石萌音(23)の「安子編」から、昨年12月23日に深津絵里(49)の「るい編」にバトンタッチしたNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。
「上白石さんから深津さんに移ってどうなるかと思っていましたが、さすがです」とドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう言う。
「深津さんが登場した当初は実年齢より30歳下の役柄に違和感も覚えましたが、さすがの演技力。深津さんは、ひたむきで純粋な女性を演じさせたらピカイチですし、るいに同情が集まるようにしてバトンタッチした脚本の妙も、さすがNHKです」
上白石、深津、川栄李奈(26)で、祖母、母、娘と3代のヒロインを描く挑戦的な企画も、今のところ視聴者に受け入れられているようだ。
「『カムカム』は大阪制作で、大阪の朝ドラは主人公を男性にしたりと東京より挑戦的なのは知られた話です。大阪の方が好きという朝ドラファンも多いのですが……」とテレビ誌ライターはこう続ける。