本郷奏多が「カムカム」五十嵐文四郎役で大ブレーク! 演技にとどまらない“マルチ”ぶり
3世代のヒロインが昭和、平成、令和の時代を生き抜く姿を描いたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」も佳境を迎えている。川栄李奈(27)が演じる3代目ヒロイン・大月ひなたは不器用なりに何事にも一生懸命な愛すべき女性だが、ここへきて、その恋人役・五十嵐文四郎を演じる本郷奏多(31)にガ然注目が集まっている。
2日の放送で五十嵐が半べそ状態のひなたを抱きしめ「ちゃんと毎日顔見せろ。寂しいだろ、バカ」と囁き、このシーンにネットは歓喜したのだ。
「日々の仕事でクタクタのひなたに対し、会いたいとはいえ、『毎日顔見せろ』『寂しいだろ、バカ』という五十嵐のセリフは、今の時代であればモラハラと言われかねない。しかし、ドラマの設定は1990年代。女性をグイグイ引っ張っていくタイプの男性が魅力的な時代でした。ひなたと同世代の50代の女性たちには懐かしく、若い世代の女性たちには、むしろ新鮮に映ったことでしょう。初登場シーンではひなたに暴言を吐き、いかにもひねくれた性格の悪そうな人物だった五十嵐が、実は真面目でひたむきでどんどん格好良くなっていきました。その過程を多彩な表情で見せた本郷の演技は怪演といえるほどです」(芸能ライター・弘世一紀氏)