本郷奏多が「カムカム」五十嵐文四郎役で大ブレーク! 演技にとどまらない“マルチ”ぶり
■演じるのは個性的でクセの強い役柄ばかり
4歳で芸能界デビューし子役から活躍している本郷は俳優エリート。とはいえ、これまで主演やヒロインの恋人役を演じることはほとんどなく、映画「進撃の巨人」の知能や判断力はずばぬけているが小柄で身体能力の低いアルミンだったり、映画「キングダム」の陰謀を企てる王の弟だったり。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」では織田信長の力を利用する公卿・近衛前久など非常に個性的でクセの強い人物ばかりを演じてきた。4日に出演したNHK「あさイチ」で本郷は、「戦闘力の低い役ばかりやってきた」「この役は本当にありがたかったです」と語った。
「ある程度の年を重ねておじさんになって名バイプレーヤーになる俳優さんは多いと思いますが、彼は非常にクレバーな俳優で、細かい演技一つ一つを物凄く分析し考えて演じていて、あの年代の俳優の中でも演技力はずばぬけています。だから、どうしても難役のオファーが彼に集中してしまうのです。でも、『カムカム』で恋人役もイケることがわかったので、今後ますますオファーの幅が広がると思います」(民放ドラマ制作関係者)