千鳥もサンドも2.5次元も…お笑いコンビ人気のカギは“男同士のイチャイチャ感”にあり
「Z世代が選ぶ2022上半期トレンドランキング」(Z総研)で、〈流行ったお笑い芸人〉の首位に輝いたのは「千鳥」だった。大体1990年代半ば以降に生まれた若者をZ世代という。
「5位に選ばれたサンドウィッチマンと千鳥の人気はここ数年、安定して揺るぎがない。好感度の高さでは博多華丸・大吉や、最近では錦鯉なんかの名前が挙がりますが、思うに、これらのコンビの共通点は〈仲良し〉ということなのかもしれません」(エンタメサイト編集者)
千鳥やサンドウィッチマンの“コンビ愛”は、広く認知されている。華丸・大吉も福岡時代から変わらず仲良しで、いまだにカラオケで「青春アミーゴ」を2人で熱唱することは、知られたエピソードだ。
「〈仲良し〉であることが人気を左右するのは、お笑い芸人だけではないですよ。YouTubeの世界もそうで、いわゆる迷惑系はどんどん衰退し、学生時代から友人という男性の仲良し2人組とか3人組のほのぼのとしたチャンネルが〈癒やされる〉と人気だったりします」(前出のエンタメサイト編集者)