ダチョウ倶楽部の「純烈」加入にファンから「それなら友井雄亮さんを復帰させて!」と悲鳴
4人組歌謡コーラスグループ「純烈」の最年長メンバー・小田井涼平(51)が年内いっぱいの脱退を表明してから、JOY(37)や野々村真(58)らが次々に名乗りを上げて盛り上がった新メンバー問題にようやく決着がついた。5月に上島竜兵さん(享年61)を亡くしたお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の肥後克広(59)と寺門ジモン(59)が加入する。
ところがこの展開に、“スーパー銭湯のアイドル”をNHK紅白歌合戦出場の常連歌手にまで育てた熟年女性ファンたちから拒絶反応が起きている。純烈のリーダー・酒井一圭(47)は17日、自身のツイッターでの発表で「ダチョウ倶楽部と純烈、合体します!」と“合体”という言葉を使うことでやや濁した表現をしたが、ダチョウのリーダー・肥後が「純烈のオーディションに受かったんですよ~」とラジオの生放送でうれしそうに語った。
これに対し、ネット上では〈それは違う気がする〉や〈なんか悲痛〉〈共倒れの予感〉と辛辣なコメントが相次いだ。
漂うコネとビジネスのにおい
しかも、今回の“合体”の背景について、酒井は純烈を組む以前、都内のライブハウスでプロデューサーを務めていた時に亡き上島さんや、寺門のライブを裏方として手掛けていた縁を公表したことから、〈何か、がっかりかな。リーダーは純烈になる前、関係あったみたいで。事務所同士の話も済んでるみたいで〉とコネとビジネスのにおいを敏感に嗅ぎ取った人もいたようだ。さらに、〈私は林田達也さんが戻るか、伊藤陽佑さんが入るのなら純烈見る。それ以外は見ない〉〈友井雄亮さんの復帰も少しは考えて欲しい〉というファンの声もあった。
「純烈」は、そもそもリーダーの酒井を中心に、小田井、白川裕二郎(45)、後上翔太(35)の現メンバーのほかに林田達也さん、友井雄亮さん(共に引退)の6人組として2007年に活動をスタート。16年12月には林田さんが体調不良の両親をサポートするために脱退。紅白初出場をかなえた直後の19年1月には友井さんも過去の女性トラブルが発覚したことから脱退した。
その後、人気や活動が危ぶまれたが、純烈はスキャンダルを逆手に取った同情を誘うプロモーションで、見事に紅白に4年連続で出場している。
一方で、リーダーの酒井による辞めたメンバーへの発言が許せなかったとして、ファンクラブの女性が酒井へ嫌がらせの手紙や包丁などを送って、21年9月に逮捕された事件も記憶に新しい。
長年、「純烈」を支えてきた熱心なファンの気持ちを思うと、ダチョウの2人は手を叩いて喜んでいる場合ではなさそうだ。