それから劇場には楽屋の楽しさもあります。食えない頃は自分が芸人であることを自分に言い聞かせるため、出番が終わってもずっと楽屋に居座って狂ったように仲間たちとバカ話をしてましたけど、そういう感覚が根っこに残ってる。今でも野性爆弾の川島さん（くっきー！）とかと楽屋で一緒になって面白い遊びがあったりするとよくやってます。
それはカードゲームでもなんでもいい。もちろんただ単にゲームを遊ぶだけなら家に帰ってやれって話ですけど、楽屋での遊びはそれだけじゃない。ボケ合ったりツッコミ合ったり、そこで会話をしながらどれだけ面白いことを言えるかっていう空気は芸人同士じゃないと生まれない。俺の密かな楽しみの一つです。
（聞き手=常松裕明）
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