SMAP解散から7年…草彅剛の地上波ドラマ復活劇とジャニーズ帝国の盛衰
「草彅らの復活劇の裏にあるのが、SMAPファンたちの声です。3人がテレビに出られないのがジャニーズ事務所へのメディアの忖度であるとすれば、おかしいとBPО(放送倫理・番組向上機構)に申し立て、それがジャニーズに対して、独禁法違反の疑いがあるという公取委の注意につながったとの説があるくらい」なのだそうだ。
ジャニーズに詳しい元スポーツ紙担当記者はこう言う。
「メディア、とくにテレビ関係者に高圧的な態度で接し、呼び出して怒鳴りつけたりしていたのはSMAPのマネジャーです。当時のSMAPは視聴率の割に出演料が高く、番組打ち切りにしたいと思っていた者が民放にはいて、だからこそ3人の独立劇や解散のあと、次々に番組が終わっていった。それもジャニーズの圧力などと書かれたりするのは困るとジュリーさん(現社長)は言い、打ち切るにしてもすぐに打ち切るのは待ってとお願いしたそうですよ」
これが事実とすれば、ジャニーズ事務所だけが悪というわけでもない。だが、「新しい地図」の3人に続けとばかりの退所ラッシュとなり、辞めジャニーズは今や一大勢力になりつつある。副社長を退任し、昨年事務所を退社した滝沢秀明氏(40)の穴は大きいと、この記者はこう続けた。