ハイスタDr.恒岡章さん急逝に追悼続々…時代を超えて求められる音楽の形を体現
「インディーズを貫いていることで音楽性の“鮮度”が落ちないのが魅力のひとつ。メジャーデビューしていたら、一般ウケするように音楽自体の角が丸くなってしまう。さらに街中でもどこでも聴けるようになった結果、量産された老舗の和菓子と同じく飽きられてしまう。インディーズでいたことで鮮度を保ち、自分たちのやりたいことしかやらないスタンスが“玄人好み”になったともいえます。最近の80年代、90年代ブームの楽曲はいわゆる一発屋というか一球入魂の名曲も多く、“鮮度”が高いという点が共通項かもしれません」
音楽もサブスクで大量消費に流されている今だからこそ、時代を超えて求められる音楽の本質が問われている。