田中将大獲得へヤクルト資金捻出?大量4助っ人放出の相関関係…結果残した優良株までバッサリ

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 楽天を自由契約になった田中将大(36)。

 球団が今季年俸2億6000万円から減額制限(1億円以上は40%=1億400万円)を大幅に超える大減俸を提示したことで、交渉が決裂した。

 野球協約上、減額制限を超える減俸は、双方が合意すれば成立するが、選手がこれを拒否して自由契約を選択することもできる。田中はこの「ルール」にのっとって退団することになったわけだ。

 前日、日刊ゲンダイヤクルト入りの可能性を報じたが、25日付のスポニチも「ヤクルトが獲得に向けた調査を行うことが判明した」と書いた。ヤクルトは2021年からリーグ2連覇を達成したものの、ここ2年は5位に低迷。今季のチーム防御率はリーグワーストの3.64で、2ケタ勝利を挙げた先発投手はゼロ。投手陣の再建は急務だ。

 田中は今季、昨オフに右肘を手術した影響もあって一軍登板は1試合のみに終わったとはいえ、人気、知名度は抜群で、日米通算197勝の実績もある。

「楽天の石井シニアディレクターはかつてヤクルトでプレーしており、フロントや高津監督とのパイプは太い。田中は嶋ヘッドコーチとかつて楽天で黄金バッテリーを組んでいた。やりやすい環境ではあるでしょう。ヤクルトはこのオフ、ヤフーレ、サイスニード、エスパーダの助っ人3投手に加え、21日にはロドリゲスも自由契約にした。中でもヤフーレは先発として今季5勝10敗、防御率3.34。終盤5試合は安定した投球をしていましたからね。

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