ジャニー喜多川氏の性加害に沈黙したメディア…「連日接待・VIP鑑賞・カレンダー販売」のアメとムチ
以前の話になるが、某スポーツ紙の元芸能デスクは、「ジャニーズから連日のように飲みに誘われて接待される。これでは体がもたないよ」と、筆者に嬉しそうに語っていた。また、某女性週刊誌の編集者が、「東京ドームで開催されたジャニーズのコンサートに招待されたら、VIPルームで酒も飲み放題。ジャニーズのスキャンダルは書けません」と自慢げに語っていたことを思い出す。
■これで事態を収束させてはいけない
大手新聞社系の週刊誌も売れ行きを左右する表紙やインタビューでジャニーズのタレントを頻繁に起用。大手出版社は人気グループのカレンダーを発売している関係から、自社の週刊誌でタブーに触れることを避けてきた。
白波瀬氏は現在、ジャニーズ事務所のナンバー2。いくらジュリー社長が「知らなかった」と言っても、それを信じてもらうにはいささか説得力が足りないだろう。
「ジュリー社長は、自身の経営責任について『責任はあった。私が辞職する選択も考えた』と言いながら退任せず、問題に向き合うことを選んだと言っていますが、被害を受けた元タレントやファンは納得しないでしょう」(前出・芸能ライター)