「キムフク戦争」の次は…夏ドラマの注目はフジ月9仁村紗和、月10小芝風花の“演じ分け”

公開日: 更新日:

「世帯視聴率で苦戦することは覚悟の上で、若年層を取り込もうという強い意志を感じます。前評判はあまり良くないようですが、化ける可能性は十分あると思いますよ」と話すのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。

 亀井氏は「日曜劇場は意識せず、月9らしさを突き詰めて世に問うといったところでしょうか」と、こう続ける。

「『風間公親』の舞台挨拶のとき、木村さんが『月9って言わなくていいんじゃないかな』って話していたんです。その次のクールで“王道の月9”をうたっているわけですから、相当な覚悟を持って振り切ったものにしてくれるはず。中でも、今期のフジテレビ水10『わたしのお嫁くん』で人気キャラクターとなった“赤嶺さん”を好演した仁村さんが、今度はアネゴ肌のシングルマザー役。どんな演技を見せてくれるのか、今から楽しみにしています」

 仁村が演じた“赤嶺さん”のハイテンションぶりは、確かに春の連ドラの中でもインパクトの強かったキャラの1人だ。

「ハイテンションといえば、テレビ朝日の『波よ聞いてくれ』で主人公のミナレを演じた小芝風花さんもすごかったですね。その小芝さんはカンテレ制作のフジ月10『転職の魔王様』で“社畜”ヒロインに。金髪マシンガントークからの変貌ぶりに期待です」(前出の亀井氏)

 仁村も小芝も演技力には定評がある。“キムフク戦争”の次は、春ドラマから続けて出演する女優の“演じ分け”に注目して見るのも面白いかも。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  5. 5

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  1. 6

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  4. 9

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  5. 10

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ