安田大サーカス・団長安田さん トライアスロンのロング大会制覇を目指す

公開日: 更新日:

ドクターヘリで運ばれた15年の大ケガ

 あの時(15年、温海トライアスロン大会にゲスト参加)はドクターヘリで運ばれて、僕はまったく覚えてないんです。退院後、右脳と左脳をつなぐ箇所に傷があるため影ができ、それが消えるまでは運転してはいけないとか決まりがありました。人を殴ったり、自分の意思とは関係ない行動をしてしまうエイリアンハンド症候群になる可能性があったのです。だから脳に影がある間は怖かったですね。

 その後は以前よりもロードバイクに慎重になりました。体力に余裕がないと判断を誤るから、レースには余裕があるくらいに調整して臨まないと。

■来月開催のツール・ド・フランスは人間ドラマ

 来月、ツール・ド・フランスが開催されますが、僕は以前イベントに呼んでいただいたほどで、大好きなんです。見たことのない方には、マラソンのように個人が走って順位を競うのではなく、チームで闘うことをわかってほしい。23日間で21ステージも闘い、勾配があるステージや平坦なステージ、短いステージのそれぞれで勝つ選手が変わる。ポイント制などややこしいのですが、そのややこしさがまた楽しいんです。レースの華やかさを楽しみながら、少しずつルールがわかるとハマりますよ! 同じチームの選手同士でもライバルだったり、でも、助け合ったりとレース中に人間ドラマが見られる。ツール・ド・フランスは人間ドラマです。

 そしてドラマが5分に短縮されたのが競輪。駆け引きなどドラマがあるじゃないですか。大好きです。

 競輪を見てからツール・ド・フランスを見るとわかりやすいかもしれません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…