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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「らんまん」好調の要因 神木隆之介という“神輿”を担いで支える世代も様々な4人の女優

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 朝ドラ主演も「どんなふうに演じるのか」と新鮮に映った。脇を固める女優陣も人気にこだわらないNHKらしい。

 その筆頭が古希を迎えた松坂慶子の祖母役。大河9本、朝ドラは今回が4本目と「NHK御用達」女優といわれる松坂。バニーガール姿で歌いヒットした「愛の水中花」から44年、今や祖母役の第一人者として今回も造り酒屋の大女将は貫禄も漂っていた。

 姉役は昨年、綾野剛と結婚した28歳の佐久間由衣。人妻になり演技派を目指し進化を見せている。

 妻役を務めるのが22歳の浜辺美波。14歳で出演した「まれ」以来の朝ドラ出演だが、「奇麗」「美しい」と美辞麗句がネットにあふれる。今や大谷翔平に次ぐ朝を癒やしてくれる存在とまでいわれている。

 浜辺は長澤まさみと同じ東宝芸能所属。芸歴は12年。映画では「君の膵臓をたべたい」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しているが、朝ドラで浜辺の魅力を知った人も少なくない。今年、もっともブレークする女優として民放からの注目が増すのは確実。

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